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2009年07月19日

カメリア・シネンシス【2009 インド・アッサムとスリランカの新茶を楽しむ会】

カメリア・シネンシス【2009 インド・アッサムとスリランカの新茶を楽しむ会】

平均すると週に1回は訪れる、目下私が一番気に入っているお茶専門店が那覇市泊にあるカメリア・シネンシスです。

台湾茶、中国茶、紅茶、日本茶などを取り扱っており、初心者向けのリーズナブルなお茶から、上級者向けのお茶までいろいろ取り揃えているお店です。

どのお茶をオーダーしても、淹れ方は台湾式。
よくTVなどで見る機会があるかと思いますが、茶盤と呼ばれる水を受けるボードの上で小さな茶壷(急須)でお茶を淹れ、聞香杯(もんこうはい)でお茶の香りを嗅ぎ、茶杯でお茶を飲みます。
これは日本茶や紅茶をオーダーしても同じで、私のように英国式の紅茶からお茶の世界に入った者にとっては少々驚きのお作法でした。
その都度お湯を注ぎ何煎でも頂くわけですが、始終手を動かして小さな茶器を扱うことは、まるでおままごとでもしているみたいでとっても楽しいのです♪黒

あしあとピンク台湾式工夫茶の詳細はコチラ→
http://www16.plala.or.jp/sunset_tea/gourmet/cafe_22_camellia/

紅茶好きの私も台湾茶好きの知り合いも、すっかりここを溜まり場として楽しくティータイムを過ごしているわけですが、こちらではたびたびお茶講座も開催しています。
お茶には興味があるけれど、飲むだけではなく講座ってどんなことをするの?とお思いのみなさん。
おりしも次回講座ダージリン・セカンドフラッシュ(2009年新茶)を楽しむ会が開催されようとしています。その前にぜひ過去に開催された講座の様子をちょこっとご覧下さい。



インド・アッサムとスリランカの新茶を楽しむ会
日時:2009年04月27日 14:00~16:00
場所:カメリア・シネンシス店内
講師:店主よこよこさん(講座内容によって店主ぽっとさんのこともあり)

注意講習中は前後30分をプラスし、3時間ほど一般のお客様の入店ができません。
おでかけの際は事前にお店のブログか、またはお電話でのご確認をおすすめします。

カメリア・シネンシス【2009 インド・アッサムとスリランカの新茶を楽しむ会】お店で用意されたテキスト。講習後はお持ち帰りできます。
講習中はこのテキストや、各種お茶関係の本、インターネット上の動画などを参考にしました。
カメリア・シネンシス【2009 インド・アッサムとスリランカの新茶を楽しむ会】講師の前にお茶を淹れるお道具一式、生徒の前には聞香杯(もんこうはい・香りを嗅ぐだけのための器)と茶杯(お茶を飲むための器)が何セットか。
カメリア・シネンシス【2009 インド・アッサムとスリランカの新茶を楽しむ会】茶葉比べ。
一口に紅茶と言っても見た目もさまざまで、大きさや色も産地によってかなり違いがあります。
お店でお茶を飲む機会はあっても、淹れる前の茶葉を見ることができるのは、取り揃えているお茶に自信のあるお茶専門店ならでは。
カメリア・シネンシス【2009 インド・アッサムとスリランカの新茶を楽しむ会】これぞ台湾式!
茶壷(ちゃふう・急須のこと)に淹れたお茶の抽出中、温度が下がらないように軽く1,2周ほど熱湯を回しかけます。
これはテーブルの上でダイレクトにはできませんよね。この水受けの茶盤があるおかげ。
茶器を温めておいたお湯を捨てたり、茶杯をゆすいだり、とても便利。
また茶器を洗った後、そのまま水切りにも。
カメリア・シネンシス【2009 インド・アッサムとスリランカの新茶を楽しむ会】淹れたお茶は茶壷から茶漉しを使って茶海に移し替えます。
そして水色チェック。
どうですこの綺麗な夕陽の色。
発酵度100%の紅茶らしく、水色は鮮やかなオレンジ色です。
この水色を見るのもお茶の楽しみのひとつ。
カメリア・シネンシス【2009 インド・アッサムとスリランカの新茶を楽しむ会】茶海のお茶は聞香杯に入れ・・・
カメリア・シネンシス【2009 インド・アッサムとスリランカの新茶を楽しむ会】聞香杯に茶杯を重ね、えいやっ!とひっくり返します。
このお作法がとても面白い。
聞香杯は香りを嗅ぐだけの物なので、そのまま茶杯を重ねなくとも普通に聞香杯から移し替えても良さそうなのですが、きっと何度も移し替えることで温度低下を招くのを防いだり、聞香杯に香りを閉じ込めるという効果もあるのでしょうね。
ちょこまかと手を動かす所作も台湾式の面白さのひとつです。
カメリア・シネンシス【2009 インド・アッサムとスリランカの新茶を楽しむ会】そっと聞香杯を取り、聞香杯の香りを嗅ぎます。
お茶によって香りにも違いがあるのです。
良いお茶は香りもまた高貴で芳しい。
カメリア・シネンシス【2009 インド・アッサムとスリランカの新茶を楽しむ会】淹れた後の茶葉。
揉まれてよじれていた茶葉が十分に開いています。
茶葉を見るだけで職人の手作業なのか、揉念機を使った機械によるものかわかるそうです。
カメリア・シネンシス【2009 インド・アッサムとスリランカの新茶を楽しむ会】他のお茶もテイスティング。
さきほどのお茶と比べると水色の違いが明らか。
発酵度の違いで水色に違いが現れるのも要因のひとつ。
カメリア・シネンシス【2009 インド・アッサムとスリランカの新茶を楽しむ会】まるで日本茶のようなお色の紅茶の茶葉は、やっぱり紅茶にしては青々。
発酵度が低いのでまだまだ茶葉が青々としているのです。
そしてそれはお味にもダイレクトに影響。紅茶というより本当に日本茶に近いような味わいです。
カメリア・シネンシス【2009 インド・アッサムとスリランカの新茶を楽しむ会】お茶菓子はぽっとさん手作りのパイナップルのさかさまケーキ、そしてよこよこさん手作りのフランボワーズのシフォンケーキ。
パイナップルケーキはお店の定番メニュー、シフォンケーキは月毎に変わります。
ホイップクリームはオーダーが入るたびに泡立てるので、新鮮で美味しい!



またいつものようにちょこっとご紹介と言いつつ、けっこうなレポートになってしまいました汗

講習はもちろん飲んで食べるだけではなく、本には載っていないようなお茶に詳しい方ならではのワンポイントチップなども面白く、大変有意義な講習内容となっています。
カルチャースクールなどでの連続する講座も意義がありますが、単発でお茶について学ばれたい方には講座内容によって参加の可否を決められますし、また2名からご希望の日程で調整もできるので便利ですよ。

お茶の講習としてはちょっとお高いかなと思われるでしょうが、お茶の品質はピカイチ。
この手のお茶専門店が沖縄にも存在するということが、たいへん稀有なことだと私は思っています。
本来、お茶は嗜好品。
各ご家庭でリーズナブルなお茶を毎日淹れて楽しむものです。
でもほんのちょっとだけ、あなたの日常にはないお茶を楽しんでみませんか?
きっと豊かで味わい深いお茶の世界が広がることでしょう。

カメリア・シネンシスのその他の記事はこちらをクリック!



カメリア・シネンシス【2009 インド・アッサムとスリランカの新茶を楽しむ会】

あしあとピンクカメリア・シネンシス便り
お店の情報はこちらでご確認ください。
http://camelliasinensis.ti-da.net/

駐車場情報はこちらをご覧下さい。
あしあとピンクカメリア・シネンシス(002)【地図&駐車場編】
http://sunsettea.ti-da.net/e2536354.html



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Posted by りえぴゃん at 21:29 │カメリアお茶講座
この記事へのコメント
りえぴゃんさん。
大々的に宣伝していただき、ありがとうございます。
ここまで詳細に書き込んでいただければ、
当店といたしましては本望であります(笑)。
Posted by ぽっとぽっと at 2009年07月24日 20:24
ギャ!見つかった・・・(^^;
ご当人にご覧いただくと
なにやらこっぱずかしいです・・・エヘヘ
Posted by りえぴゃん at 2009年07月24日 20:32