2010年02月01日
2010 初沸会(はつふつかい)

日本の茶道の世界では新年を迎え初めて行うお茶会のことを初釜(はつがま)といいます。
茶の湯の世界を知らなくても初釜ってなんとなく聞き覚えのある言葉ですよね。
私たち茶々会メンバーも新年初めての茶会に何か名づけようと頭をひねったのがこれ。
初沸(はつふつ)
茶の仲間への変わらぬ親愛とお茶への一層の研鑚。
しゅんしゅんと湯気が出て沸いているお湯にそんな願いを込めてお茶を淹れます。

すでに玄関から彼女の細やかな気遣いが見て取れます。



▲新年一杯目は迎え茶として、台湾が誇る最高級烏龍茶 大禹嶺(だいうりょう)。
海抜2,000メートルほどのかなりの高地ゆえ、収穫量も少なく希少なお茶です。
新しい年を迎えての初めてのお茶にはふさわしい一品。

▲ご挨拶もそこそこに新春の軽い昼食。
お、落ち着いて!淑女の皆さん


▲素敵な二段重ねの陶器の器。
この中に入っていたものは・・・

▲菜の花のお浸し花麩添え。
新春らしく菜の花と梅の花の形をしたお麩。

▲長ネギと蛸のマリネ。

▲京都聖護院かぶらの千枚漬。

▲黒五いわしと金ごまいわし。
これ美味しいです。骨も柔らかいし、ちょっと甘めの佃煮みたいでお子様にもいけます。
私もお気に入り。沖縄三越で売ってます。

▲少しもち米を入れて炊いたご飯にいくらを乗せて。
梅の型に抜いたご飯の中には鮭が。親子です。

▲椀物はお雑煮で。
ちょっと色が表現できていないけど、西京味噌を使って京都風のお雑煮です。
お餅は食べやすいようにスライス切り餅を使って。

▲お食事中のお茶は台湾の烏龍茶。四季春茶冬片(とんぺん)の焙煎。
四季春茶の焙煎は珍しい。

市販のドライフルーツや焼き菓子、和菓子、手作りのお菓子も。

▲プチトマトの塩納豆。
甘みがぎゅーっと凝縮されてまるでフルーツのように美味しい。プラスお塩がいい塩梅。
トマト嫌いの私も太鼓判。

▲丹波黒豆しぼり。

▲ドライいちじく。
市販されているものよりかなり大振りの良品。

シーンを選ばない万能なサンセットティーはぜひ常備しておきたい紅茶のひとつ。
ガラスのポットに注ぐと、その名のとおり夕陽のように美しい水色が楽しめます。
リーズナブルなお値段でお客様をおもてなしできるかなりコストパフォーマンスに優れた紅茶です。
ミルクでもお砂糖でもフルーツでもスパイスでも。
どんなアレンジティーにも向いています。

▲ホステス役の彼女が作った手作りの抹茶フィナンシェ。
バターたっぷり。贅沢な美味しさ。

▲清閑院の梅ほころぶ。
梅の実入りのきんとんで梅餡を包んだもの。

沖縄産100%の茶葉を使った琉球紅茶の高級茶月夜のかほり。
月夜のかほりは2009年09月に沖縄に先駆けて新宿伊勢丹でデビューを飾りました。
その記念イベントに応援として駆けつけた彼女がお土産に買ってきてくれたのです。
普段小売店で見かける琉球紅茶と違い、この月夜のかほりは国内産高級紅茶という位置付けです。
すでに内田先生のお教室では何度か試飲しているのですが、製品版を見るのは初めて。
高級感漂ってますね。

月夜のかほりは手摘み・手揉みで丁寧に仕上げられたお茶。
茶葉1枚1枚が大きいので2~3煎は飲めます。
発酵度はかなり高めでしょうか。中国のキーマンを彷彿とさせる力強さと個性を感じます。
蒸らし時間が長いと酸味が出てしまうので、初心者にはちょっと淹れ方が難しいかな。
茶葉が大きい割には抽出時間はそう長くはないみたいなので、慣れるしかないですね。
とは言っても高級茶なのでそうそう何度も失敗するわけにはいきませんが

初心者にはハードルが高いかもしれませんが、より強い風味を求める方にはいいかもしれません。

満を持して世に生まれ出た沖縄県産100%の月夜のかほり。
私たち琉球紅茶を応援してきた者にとっては、悲願達成とも言うべき出来事でした。
智子先生はじめスタッフのみなさん、紅茶農家さん、そして金武町の関係者の方々。
皆の長年の努力と希望がついに実を結んだ明るい年明けです。
そして我らが茶々会メンバーのみなさん。
また今年も、そして末永いお付き合い、よろしくお願いします。
Posted by りえぴゃん at 00:00
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