おきなわの紅茶の色＜ブログ編＞

カレーハウス インドの山奥では、2009年09月をもって閉店いたしました。
店長さんの体調不良によるためだそうです。お元気になったらまた再開してほしいですね。



妙齢の紳士淑女のみなさんなら、このタイトルを見たら
インドの山奥で　修行をして～♪
と、レインボーマンの歌を歌ってしまうことでしょう。



▲場所は那覇市若狭。
若狭大通りに面するこのお店は我が家からとっても近く、お店が出来たときはそのおふざけた名前に
大丈夫かな、この店・・・（失礼！）なんて思っていました。
ネーミングは面白いけれどなぜかいまひとつ足を踏み入れる気になれなかったのですが、2009/07/10に妹に誘われて行ってみることに。



▲お店の名前もこの大きな象さんの置物もインパクト大。
巨大なインド象の名前は、タゴール君。



▲店内はカウンター席が８席ほどと・・・



▲４人用テーブル席がひとつ。

さてこのカレー屋さんのオーナー。なんだかちょっと面白そうな人です。
メニューに載っていた文をちょっと抜粋。

私は２０代の頃、何度かインドへ修行（観光ともいう）に行っておりました。
勿論カレーが好きで色んなカレーを食べ歩いて来ましたが、根本的に日本人が普段食べているカレーとは全くの「別物」が殆ど・・、いえ、全てでした。

なんだか面白そうな人・・・ぜひ直接お話できたらなぁ
と思ったら、普段あまり店に居ないとかで、運が良ければ会えるそうです。
この文の続きも面白いので、興味のある方はぜひお店で一読を。



▲インドカレーセット。
大豆と人参と玉ネギのスパイシーだけどヘルシーなインド式のサラサラとしたカレーで、玄米とプーリーとヨーグルトのセットです。
噛めば噛むほどに味が出る特殊なこだわりの玄米を使用していましてサラサラのカレーとは相性抜群です。

こちらのカレーは、インド人シェフが日本人の口に合うように開発したものが元になっていて、２０年以上の歳月を経て少しずつ改良されて今の形になった、そうです。
そのため本格的なインドカレーのお店と思ってのれんをくぐると、ちょっとガッカリ・・・ってなことになるかもしれません。



▲実際カレーをいただいてみましたが、これは評価が分かれるところかな。
美味い／不味いではなく、単純に好みか／好みじゃないか。
私としては日本人向けにアレンジすることなく、本場インドの味を日本でもいただけるところに期待をしていたので、正直あまり好みのカレーではなかったです。
ただ、あまり本格的で特徴のあるカレーが得意じゃない方にはとっても口に合うみたい。
同行した妹は美味しい美味しいとガツガツいただいておりました。

私にとっては、黄色っぽい日本のカレーから大きな具を取り除き、ルーをサラサラのスープのようにし、インドのスパイスでスパイシーに仕上げたような感じ。
表現が貧困でゴメンナサイ。

サラサラタイプだと私の大好きなＤＯＳＨＡ（ドーシャ）のカレーがあるけれど、ＤＯＳＨＡタイプが好きな人にはお口に合わない・・・かもね。



▲玄米ご飯。
お店こだわりの玄米。
もみがらを取っただけの玄米は白米よりも栄養値が高く、東北地方の厳選された特別の物を使っているそうです。
玄米好きの妹が大絶賛の一品。



▲プーリー。
ピタパンを油で揚げたような感じで、中は空洞になっています。
スパイシーな揚げピタパンというところかな。
これは私は初めていただいたのだけど、美味しかった！
何個でもパクパクいけちゃいそうで、ちょっとハマってしまいそうなお味でした。
中にチキンとかお野菜を入れてもよさげ。



▲インドカレー。
インドカレーセットからプーリーとヨーグルトを抜いて、カレーライス的に召し上がっていただくタイプです。
インドカレーセットは女性には量が多かったので、こっちが適量かも。



▲薬味とスパイス。
見るだけで辛そう！



▲奥は日本の福神漬け。
手前２種類は半端なく辛いです！要注意！



▲トイレのドア。
え？　カレーミュージアム？　横浜の？
ではなくて、レトルトカレー博物館。



▲トイレの壁面すべてにレトルトカレーの外箱が！

石垣牛カレー！？　気になります。食べてみたい・・・。

しかしこんなにたくさんレトルトカレーってあるんですね！
ご当地カレーなんてきっと衝撃的な具を使っていそう

やっぱり日本人ってほんっとカレーが大好きなんですね。
そしてオーナーのカレーを愛するパッションをひしひしと感じました。

カレーは私の好みではないなぁと言いつつ、また行ってしまいそうな妙な魅力のあるお店でもありました。（←自分でもよくわからない衝動に駆られています。なぜだ・・・）

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カレーハウス インドの山奥で　閉店