2009年07月18日
フュージョンダイニング吉田


美味しいもの大好きな女性の間でじわじわと人気のお店。
今回は嘉手納にあるフュージョンダイニング吉田をご紹介します。
以前何か調べ物をしている最中に、偶然てぃーだブログの検索にこのお店が引っかかったことがあります。
どうやらフレンチをベースにした創作料理のお店で、店内ではワイン講習も開催している様子。
これはちょっと期待できるお店かな?なんて思っていた矢先、ハーバービューのお紅茶クラスの方から話が出たので、ちょっと那覇を離れてランチに行ってきました。

▲場所はむずかしくないけれど、ちょっと間口が小さくて目立ちにくいので最初は戸惑うかもしれません。
画像右側がお店のエントランスです。左側はお店の駐車場ではないのでご注意ください。
行き方や駐車場については後述。

▲場所柄、客層はどうなんだろう?と思ったら、女性同士のグループはもとより、かなり年配のスーツ姿の男性グループも。近くに沖縄防衛局があることだし、そちらの関係かしら。
店内は美味しいものに目のない方々で満席で、失礼ながらここは嘉手納ではなく那覇なのではないかと錯覚するほどでした。
お席は普通のテーブル席の他、カウンターにも何席か。
お一人でも気軽にふらりと立ち寄れて、ワイン片手に美味しいお料理を楽しめそうです。

▲とても人気のお店なので、週末は特に予約は必須です。
席に通されるとその日のランチメニューのカードがプレートの上に。
こちらのお店はお料理の美味しさも人気ですが、プレートやテーブル周りのアクセサリーなどもとてもセンスが良いのです。
白、黒、ガラスをメインに、スマートでマニッシュなテーブルコーディネート。

▲魚貝類のマリネ 柚子の香り。
白い端反皿の上にガラスの端反皿を対角線に重ねて、見た目も涼しげ。
海老、帆立、あおりいか、あさりのマリネにアスパラガスを添えて、柚子の皮で香りのアクセント。

▲旬の野菜 シーザースドレッシング合え。


画像では大きく見えるけど、本当はかなり小ぶりです。

撮影上プレートを縦にしていますが、実際は横にしてサーブされます。

▲コーンスープのキャラメリゼ カプチーノ仕立て。
甘味のあるコーンの自然な甘さのスープです。
フォームミルクで今風に。

▲ベーグル。
セミドライトマト、モッツァレッラチーズのカプレーゼを挟んで。
これはトマトもベーグルも自家製なのかな。
ベーグルは直径5センチほどのミニサイズ。

▲トッピングサラダ。
リーフレタス、半熟卵、サラミを添えて。
ベーグルに挟んで食べてもよし、そのまま食べてもよし。

▲プティココット ラザニア。
小さなココットにお野菜たっぷりのラザニアです。
たっぷりのトマトソースとホワイトソースが美味しい。
2本のグリッシーニを添えて。

▲パン2種。
右はフォカッチャにバイヨンヌ産の生ハムをトッピング。

(画像の質が悪くて申し訳ありません)
▲メインはお魚かお肉を選びます。
私はお肉、牛ホホ肉の赤ワイン煮 じゃが芋のピューレ添えをチョイス。
お味は文句のない仕上がりなのだけど、牛の部位が私にはちょっと合わなかったみたい。

▲周りの友人全員がお魚 オーロラサーモンと近海鮮魚のポワレをチョイス。
この日のメニューに限っては、お魚がおすすめだったかもしれません。
美味しそう・・・。

▲抹茶アイスクリーム。
私は抹茶を使った食べ物が若干苦手。
でもそんな私でもこのアイスクリームは美味しかった!
特にアイスに乗っているクッキーのようなもの。これがとても食感が良くてお味も美味なのです。
昔でいうところのウェハースの代わりになるものだろうけど、これ何ていうものなのかしら。
すごく気になってます。

▲ガトーのバリエ。
なんとさきほどの抹茶アイスクリームが最後のデザートではなかった!
最後にお菓子の盛り合わせがくるなら、抹茶アイスクリームは口直しのグラニテに代えてメインの前に持って来てもよかったかもしれません。

▲一口サイズのチョコーレートを使った焼き菓子。
甘すぎず、ちょっぴりほろ苦。

▲ミニサイズの豆大福と白ワインのゼリー。
ゼリーはちょっとアルコール分が高めで、白ワインそのものといった感じでした。
オコチャマ味覚の私にはちょっと苦手だったけど、きれいな透明度でまるで夏の日の金魚鉢のよう。

▲いちごやりんご、山葡萄(?)を使ったフルーツのケーキ。中はムースだったかな。

▲食後は全員がホットティーを注文。さすがお紅茶教室のメンバー。
一口飲んで、んんっ?
そして二口目で、ねぇ、これって最近飲んだことあるよね?
全員頷く。
これって先生(琉球紅茶の内田先生)のお茶で、キーマンよ!
そうそう、それよ!
お店の方に伺ったところ、たしかに沖縄ティーファクトリーのキーマンでした。
すごい!どうしてわかったんですか?と店員さんも驚いていました。
いやぁ、先週ちょうどキーマンでテイスティングの授業があったもので。
しかし珍しいのはお店が紅茶にキーマンをチョイスしたということ。
キーマンは中国の安徽省祁門県(キーマン・キームンとも)原産の紅茶。
独特の燻した感じのスモーキーな香りが特徴で、人の好みがかなり左右されるお茶です。
紅茶にキーマンを選ぶというところに、フュージョン ダイニング 吉田のこだわりを感じました。なかなかアグレッシブな選択です。
さて、見た目もきれいで美味しかったこちらのランチ。
私のブログではお値段を記すことはないのだけれど、このランチはこの内容でこのお値段というのが売りなので、書いちゃいます。
ズバリ1,500円
採算とれているのかしら?と余計な心配をしちゃうほど、私たちにはお得で嬉しいプライスです。
この手のレストランには多少の採算は無視してもお安い価格設定のランチで集客し、夜のディナーに再びお客様にお越しいただくという手法がままありますが、かと言ってフュージョン ダイニング 吉田のディナーがかなり敷居の高いお値段というわけでもないのですよね。
だから本当にこのランチはお得。こっちが申し訳なく思っちゃうほどリーズナブルなのです。
しっかりいただいちゃう方にはちょっと物足りない量かもしれないけれど、女性のお客様には見た目にもお味にもきっと満足のいくランチだと思います。
同行した女性達の評判はとても良く、再度訪れた方も。
今度はぜひディナーでお邪魔したいものです。

Posted by りえぴゃん at 00:02
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