2009年01月15日
ティーセットを揃える…(1)【老舗メーカーで揃えよう】

▲智子先生のご自宅でのティーパーティの際にお出しくださったリチャード・ジノリのローズブルーシリーズ。白地にぼかしの入った青い薔薇がエレガント。
お紅茶に興味があると、自然に茶器にも気を配りますよね。
実際、お教室に通って紅茶の淹れ方やティーフードの作り方を習い、最終日に先生のお宅でのティーパーティを経験すると
私も家でティーパーティを開いてみたいな
と思うことでしょう。
そこでズバリ。
ティーセットは老舗メーカーを私は強力におすすめいたします。
なぜなら老舗メーカーの長年伝統を受け継いできたデザインとそのシリーズ品は種類も豊富で、何よりこれから先も廃盤となる可能性が少ないからなのです。
つまりお気に入りのカップやソーサーが割れてしまっても、何年後であろうと同じものがきちんと入手できるということです。
例えば雑貨で有名なAfternoon Tea(アフタヌーンティー)。
女の子が好みそうなキュートなデザインの茶器がたくさんあって、選ぶのに苦労しちゃいます。
でもそんな可愛らしいデザインも数年後には店頭から姿を消してしまいます。
人気の定番シリーズもあるでしょうが、ほとんどはデザインを一新し、毎年のように姿を消す物も多いのです。
せっかくシリーズで揃えたティーセットも、カップが欠けたりするともうその商品は入手が難しく、あるいは入手不可能となり、中途半端なセットになってしまうことでしょう。
これは本当に悔しいですよね。
そこで私は老舗メーカーをおすすめするのです。
ちょっと動向が気になるけれど私の大好きなウェッジウッドや、リチャード・ジノリ、スポード、ロイヤル・コペンハーゲン、マイセン、ヘレンド、ミントン…etc。
この中にはなかなか手の出せない超高級メーカーもありますが、ウェッジウッドは価格帯のバリエーションやデザインも豊富でかなりおすすめです。
とはいえ、いずれも世界に名だたる高級品なので揃えるとなると慎重に選ぶ必要もあるかと思います。
私は洋食器が好きでお給料をずいぶんつぎ込んだ時期もありましたが、このところはすっかり落ち着きを取り戻し、自分の好きな傾向がハッキリわかるようになりました。
そりゃあ最初の頃はお金も時間もかなり注ぎ込んだものです。
誰も彼もがぞんぶんに予算があるわけではありませんが、いずれシリーズで揃えようと思っている方にはじっくり考えていいものを選んでいただきたいですね。
お茶を飲むためのカップ&ソーサーから、ディナーセットまで一通り揃えている私のシリーズをご紹介します。(今回はウェッジウッドのみ)

一番のお気に入りのシリーズ。縁にラインのあるデザインが好きで、ラインとエキゾチックな花模様の組み合わせが気に入りました。

女性なら一度は憧れるであろうパターン。私もすっかりやられちゃいました。
乙女心をくすぐる逸品。
以下画像が無いのですが他にも…。
・ウェッジウッド サムライシリーズ。
花柄の多い中、父に使ってもらおうと揃えたもの。
日本の市松模様をモチーフにした男性にも抵抗なく受け入れられそうなデザインが良いです。
実物はかなりカッコイイです!
・ウェッジウッド オズボーンシリーズ。
母がカップ&ソーサーを持っていたので、新たにプレートを何枚か足してみたもの。
やっぱり縁を一周するデザインがお気に入り。
・ウェッジウッド フロレンティーン ターコイズシリーズ。
同じく母がカップ&ソーサーを持っていたので、新たにプレートを何枚か足してみたもの。
ウェッジウッドの中でもワイルドストロベリーと同じくらい認知度が高いのではないでしょうか。
ギリシャを彷彿させるデザインがとてもきれい。ブルーの部分はエナメルだそうです。
しかしお高い!
数年前にライセンス切れということで今やウェッジウッドからの新商品はありませんが、ピーターラビットシリーズも集めています。
いや、こうやって書いていると私はやっぱりウェッジウッド好きなんだなあと改めて思いました。
お金も労力もかけましたが、お気に入りのカップで紅茶を飲むとき
これにまさる至福の時はありませんね♪
次はティーカップを1客買うお話になります。
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Posted by りえぴゃん at 21:12
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