おきなわの紅茶の色＜ブログ編＞

2009年01月16日『ティーセットを揃える…(2)【ティーカップを買おう】』の続き。

お気に入りのカップの使い心地はどうですか？
デザインはもちろん、シェイプ、口の当たり、持ち手の具合に問題はありませんでしたか？

２．デザートプレート

問題が無ければ、次にデザートプレートを１枚買ってみます。
デザートプレートとは直径18～20センチのお皿のことで、食事用ではなく文字通りお菓子やデザートをいただく時に丁度いいサイズです。
１個だけではなく、複数のお菓子などを置くにはこれくらいの大きさが必要です。

このデザートプレートの下にはさらに直径16センチ程度のものがあって、こちらをデザートプレートと勘違いされる方も多いようです。
さすがに直径16センチのプレートは小さい！
これは用途としてはパン皿になるものだと思います。ちょっとデザートを置くには小さすぎますね。
私はこのサイズのプレートをパン皿以外に、小さなガラス鉢などの受け皿などに使っています。
必ずしも必要ではないサイズのプレートです。



▲直径16センチのプレートとフォーク＆ナイフ。
やっぱりちょっと不釣合いですね。
このプレートにフォーク＆ナイフは使いづらい。



▲直径20センチのプレートとフォーク＆ナイフ。
これがデザートに向くサイズ。
このあたりのサイズからフォーク＆ナイフが使えますね。

さて、直径○○センチのプレート、とサイズを表記していますが、もちろんこれはお皿の最大幅。
和食器の場合は直径がそのままフードを置ける範囲になりますが、洋食器はそうではありません。
洋食器のプレートには必ずフードを置けない縁部分があり、実は本当に気にしなければいけない部分はフードの置ける内径なのです。
とは言っても内径のサイズを表示しているメーカーは無いので（少なくとも私は見たことが無いです）、実際に目にして手に取り確かめてみるほうが良いですね。
もっとも常識外れて縁の太いプレートは無いので大げさに考える必要はありませんが、参考までに。



▲直径27センチのディナープレートも、実際にフードの置ける範囲は16センチほど。
和皿も直径いっぱいにフードを乗せることはありませんが、洋皿ほど明確な境界は無いですよね。


さてさてお気に入りのカップ＆ソーサーとデザートプレートはどうですか？
カップだけではなく、お揃いのプレートが１枚加わるだけで雰囲気がガラッっと変わります。
今までは間に合わせに使っていたデザートプレートも、同じシリーズのプレートに変えた途端、いつものティータイムが１ランクアップしたような気がします。
そしていつもより紅茶も美味しい気がします♪

これで気に入ったようであれば、カップ＆ソーサーとデザートプレートを初めて人数分揃えられます。
まだちょっと決心がつかないのであれば、別のカップ＆ソーサーを買うところまで戻ってもいいし、次のもう１サイズ上のプレートを買うところまで待っても良いです。
高価なお買い物ですから慎重に事を運んでいきましょう。

人数分…ということですがこれは意外と迷っちゃいますよね。４客？５客？６客？
日本ではあらかじめセットになっている食器は、４客というのが主流でしょうか。
海外では６客がよく見受けられ、そのせいか日本でも輸入ブランド食器を扱うお店では６客セットで展開している所も多いみたいです。

では何客揃えるのが良いかというと、それは椅子の数だけなのだそうです。
私は贔屓にしている輸入洋食器屋さんで６客セットで購入することが多く、でも内心「ホントはいくつ揃えるのがいいのかしら」と長年思っていたのですね。
でも紅茶教室で智子先生に、
たくさん揃えてもお客様が椅子に座れないのなら意味が無いので、椅子の数が最大数なのよ
と教えていただき、目から鱗でした。
そ、そうか！それはそのとおりよね！と。
我が家は７客椅子があるのですが、私が一度にお世話できるのは自分を含めて６人までと割り切り、お呼びできるお客様の数は５人までとしています。
こんな風に考えると迷いも無く、理屈が出来るのでその他に問題があっても自己解決しやすいですよ。

次はサンドイッチ皿かディナー皿を買うお話になります。



▲16、20、27センチのプレートを重ねたところ。

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