おきなわの紅茶の色＜ブログ編＞

マーメイドカフェは、惜しまれつつ閉店しました。
現在は名前を変えてアイランドカフェとして営業しているようですが、メニューが同じかどうかはわかりません。



世界的に朝食ブームの世の中。
日本にもホットケーキは昔からあるけれど、欧米をオリジナルとするパンケーキをスイーツとしてではなく、ソーセージやベーコンを添えて、メープルシロップをかけていただくスタイルはもうすでに日本でも定着しましたね。
マクドナルドのマックグリドルシリーズは、お手軽にパンケーキとミート類を片手で食べるというコンセプト。
あの頃は塩気のあるミートとシロップの染み込んだパンケーキが一度に口の中に入ってくる・・・という商品が日本人には衝撃的過ぎて、いまひとつ受け入れられなかった時代でした。
が！日本も変わってきた
ここへ来てようやくパンケーキを出してくれるお店が増えてきました。
でも、まだまだお勉強不足のお店も少なくなく、今回ご紹介するマーメイドカフェさんは、大好きなヤッケブースさんと同じくらい美味しいお店です。



▲お店は恩納村にあり国道58号線沿いにあります。
まわりにランドマークが無く丁寧な説明ができませんので、ロケーションはどうぞグーグルマップでご確認を。



▲店内でも食べることはできるのですが、ここはやっぱりお店裏の海を見渡せるテラス席で食べましょう♪
こちらのカフェは、地産地消にこだわり、伊江島の小麦粉、伊江島の黒糖、恩納村の豚さんから作られたソーセージ、卵はあの有名な安室の卵、お酒メニューには伊江島産ラム酒、などなど。
パンケーキはほとんどが小麦粉なので、ビジネスとしては割と利益率は良いのかなと思いますが、それはあくまで安い輸入物の話。
無農薬・有機農法であったり、素材そのものを国産にこだわると、どうしてもビジネスとしては薄利多売になることもあるでしょう。
だからこそ、こんな小さなカフェで素材にこだわったフードがあると、脱帽してしまうのです。
本当に頑張ってほしいですね。



▲レギュラーパンケーキ。



▲スペシャルパンケーキセット（紅豚フランク＆ソーセージ、安室の卵）
このソーセージがめちゃくちゃ美味しい！
本当に素材にこだわっていますね。これ下手するとよそのお店では外国産のお安い冷凍ソーセージリンクスが出ますから。



▲ラップ風パンケーキ　チョリソー添え　にんじんとトマトのサラダ付き
ラップ風ということもあり、これは薄く焼いたパンケーキをトルティーヤのように添えられた具材を巻いていただきます。
具材はチョリソーの他に、フランクソーセージ、ベーコン、エッグサラダから選べます。
ソースはチリソース、サワークリーム、マスタード。



▲デザート系パンケーキ　伊江島産ピーナッツアイスとブルーベリージャム添え
江島産ピーナッツのアイスが美味しい。
伊江島ってなんでもありますね。

マーメイドカフェさんのパンケーキは、スイーツ系とセイボリー系のパンケーキによってお味を変えているみたいです。
スイーツ系には黒糖を入れてほんの少しだけ甘めにしているみたい。
逆にセイボリー系にはお塩でお味を引き締めているような気がしました。
ここまで素材と心遣いにこだわっているお店はなかなか県内にはないですよ。

ほんの少し先にある有名パンケーキ店のほうが一般評価はいいかもしれないけれど、フードもドリンクもクオリティはマーメイドカフェさんが数段上です。
口コミや食べログなんぞに惑わされず、自分の知識と味覚を信じて。
きっとマーメイドカフェさんの底力に感嘆するでしょう。

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マーメイドカフェ　閉店