2011 唐から京都へのお茶会

りえぴゃん

2011年04月21日 03:14

2011年04月10日にザ・ナハテラスで行われた
特別中国茶会 棚橋篁峰(たなはし こうほう)氏による唐時代の宮廷茶道再現
の興奮さめやらぬ4月。
唐代への余韻を残しつつ、京都茶会の始まり。

毎年何度も京都を訪れる我が茶々会の会長。
今回はどんなお話を伺えるか楽しみです。














琉球紅茶 ダージリン(紅茶)。

お食事の前にお茶と軽いお菓子。
一杯目は琉球紅茶からダージリンをチョイスです。
紅茶の中でも発酵度は低いので、洋食和食中華と割と何にでも合わせやすいのではないでしょうか。
単一茶園ではありませんが、もったいぶらずに日常に飲めるコストパフォーマンスに優れた琉球紅茶のダージリンです。



▲梅の烏龍茶漬け。
台湾や中国ではお茶請けによく出ます。



▲うっかり失念。
これは何だったっけ・・・。たしか福岡のお菓子。



▲えびあられ。



▲片口に葉を生けて。
つまみが鳥(鳳凰?)の小物入れもまた素敵。



▲軽いお昼のお食事。

百合根の炊き込みご飯、お豆腐のお味噌汁、その他。



▲上から時計回りに、生湯葉、胡桃入りちりめん、半兵衛麩の生麩、男前豆腐



▲コチュジャンベースのたれと白味噌ベースのたれ。
甘めの白味噌には柚子胡椒をブレンド。
これが生麩に合っていて美味でした。



▲台湾 木柵鉄観音(烏龍茶)の生。
鉄観音はほとんどが焙煎されていますが、これは焙煎されていない物。



陶菓 粟田焼



▲中は粒あん、外はお餅。このお餅を噛むと香ばしいお醤油がじょわ~っと。
ここまでお醤油の味がするお菓子は初めて。かなりハマりそう。



宇治丸久小山園の抹茶クリームロール。



▲さくさくのロール生地はバターなどの油脂分が少なく、軽くて最中の皮のよう。
クリームはさすがお茶屋さんのお抹茶だけあってかなり美味しいです。
お抹茶嫌いの私もこれは気に入りました。



▲京都 天下一(緑茶)。
太陽の光をあまり当てず渋みの元となるカテキンを押さえ、うま味成分のアミノ酸たっぷり。
甘みのあるとろりとした最上級の宇治玉露茶です。



▲ザ・マンダリンオリエンタルホテルのチョコレート。
一流どころという物はパッケージすら美しい。



資生堂パーラーのラ・ガナシュ。

 

▲口溶けのよいガナッシュがサクサクのクランチに包まれて。

他にもお茶はキャッスルトン茶園のダージリン ムーンライト(満月の夜に茶摘みしたもの)など。

今回は大いに盛り上がった話題が香道。
残念ながら沖縄では香道のお教室は無いようですが、京都でも指折りの大家に直々に手ほどきを受けた茶々会メンバーの話に一同聞き入ってしまいました。
香りを遊ぶなんて日本は本当に文化レベルの高い国ですね。

楽しいお茶会でした。


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