う茶わき(2)

りえぴゃん

2009年11月20日 02:42

う茶わきは、惜しまれつつ閉店いたしました。

今年、友人が買った大嶺實清(おおみね じっせい)先生のお茶セット。
彼女も私も沖縄の陶芸に興味はあるものの、自身のライフスタイルや感性にいまひとつ響くものがなく、伝統的な焼き物には一歩退いた視線で見ていました。
ところが友人のために焼きあがった先生のオフホワイトのお茶セットを見るなり、友人自身も同行した私達自身もすっかりファンに

さて大嶺先生の作品の中には、有名なペルシャブルーシリーズがあります。
今では息子さん2名もこのシリーズに加わり、同じシリーズでありながら異なる趣を見せています。
そんなペルシャブルーの器でお茶を淹れてくれるお店があるのよ、という私の誘いで久しぶりに那覇市の壷屋にあるう茶うわきにお邪魔してきました。

う茶わきで飲める紅茶は琉球紅茶

サンセットティー、アールグレー、アッサム、ハイビスカスティーなどがありますが、この大嶺先生のペルシャブルーの器はアールグレーの時にお出しするのですって。
店主のこだわりですね。

ころんとしたティーポットやひょうたん型カップが面白く、可愛らしくなりがちなフォルムがこのペルシャブルーのお色でキリリと引き締まります。









▲お茶は目の前でサービス用のポットに移し替えてくれます。
店主の方も琉球紅茶の沖縄ティーファクトリー代表、内田智子先生のお紅茶教室に通われたとか。

智子先生による紅茶の美味しい淹れ方は、いったん計量用のポットで紅茶を抽出し、その後茶漉しを使って茶葉を取り除いて別ポットに移し替えます。
こうするといつまでもポットに茶葉が残らず、濃くなったりえぐみが出たりせずに美味しくいただけるのです。



▲この器で淹れていただいたのはアッサム。
シノワズリなポットもいいものですね。



▲こちらはサンセットティー。
スリランカと沖縄産の紅茶のブレンドで、どんなシーンにも合う万能選手。
アレンジティーのベースにも使えるし、アイスティーも美味しい紅茶です。

アイスのハイビスカスティー。

ルビーのようなきれいな水色はハイビスカスの色。

琉球紅茶のハイビスカスティーは、普通のハイビスカスティーにありがちな強い酸味はありません。

ちょっと多めにお砂糖を入れて飲むのが私は好き。
夏は大きなピッチャーに入れて冷蔵庫にスタンバイです。















▲店主オリジナルの生姜と黒糖のアイスクリーム。
これはとっても美味しかった!
ありそうでなかった組み合わせで、生姜の刺激と黒糖のコクが良く合います。
これ大量生産したら絶対売れると思うわ。


カフェ う茶わき 閉店

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