すいぶん長い間足が遠のいていました。
私の大好きなブリティッシュ ワイン&ティー ショップ。
名護の七曲がり・・・なんて時代はすでに遠く、今では高速道路を使って名護までひとっ飛び。
とはいえ、さらにその先の本部はやっぱり那覇からだとちょっと遠いですネ。
さて前回の2008/11以来、9ヶ月ぶりに訪れたお店はちょっぴり様変わり。
テーブルが大きくなっていたり、隅にあったカウンターが無くなって大きなソファが置かれたり。
最近は県内の雑誌で紹介されたり、米軍基地内のフリーペーパーなどで紹介されたこともあり、日本人だけではなくアメリカ人のお客様も多いようです。
こちらのお店のオーナーは、イギリス人のご主人と日本人の奥様のおふたり。
店名からもわかるとおり、イギリス式のお茶やお料理が楽しめるお店です。
アイリッシュ系のパブは那覇市や沖縄市にもあるけれど、純然たるイギリス系のお店は県内じゃここだけじゃないかしら。
お紅茶に慣れ親しんでいるとどうしてもイギリスは避けては通れないところ。
イギリス本国よりもクオリティの高い紅茶を飲み慣れている日本の紅茶ファンだとは思うけれど、でもやっぱりイギリスから遠い沖縄に居ながらにして、イギリス人の方からお茶のお話を伺う機会があるのは嬉しいものです。
焼きたてロック・スコーン&ジャム+クロテッドクリーム、それと紅茶(ダージリン)。
いわゆるクリーム・ティー(Cream Tea)というもので、紅茶、スコーン、クロテッドクリーム、ジャムのセットをイギリスではこう呼びます。
このお店ではちゃんとクロテッドクリームがサーブされるのが嬉しい。
カップやプレートはウエッジウッドのワイルドストロベリー。
▲プレートからはみ出るほど大きい、その名のとおり岩のようなロック・スコーン。
甘みは少なく、ほろほろとした食感です。このほろほろさにうまい具合にクロテッドクリームが乗っかるのです。
オーナーご夫婦いわく、沖縄には正統派のスコーンがどこにも無いとのこと。
私がおすすめしてみたスコーン屋のJやパティスリーのMなど軒並みアウト。
巷にあふれ返っている日本のスコーンはどれも本国のスコーンとは著しく違うようです。
▲ブリティッシュ風チキンカレー&ライス。
チキンのレッグがまるまる1本入った欧州風カレー。
統治下だったインドのカレーがイギリスに渡るとなんだか洒落た一品になりますね。
とっても美味しくって、おかわりしたいくらいでした。
お料理のメニューは季節によって変わるので、このカレーも常時あるとは限りません。
定番メニューだったら最近出たカレー100に載ったかもしれませんね。
ブリティッシュ ワイン&ティー ショップ
お店の情報はこちらでご確認ください。
http://british.ti-da.net/