去年のクリスマスに大分に住む従姉妹から
クリスマスギフトが届きました。
中身は、彼女が最近習い始めたというパン教室の習作の数々。
どれも美味しくって家族でペロリとたいらげました。
そんな彼女からのギフト第二弾。
・・・と言っても届いたのはもう1ヶ月も前なのですが、これでお商売してもいいのじゃないかしらと思ったほど美味しかったので、ご紹介しちゃいます。
箱いっぱにぎっしりと詰められたパンやお菓子。
まるでどこかのお店で買ってきたお品物のようで、これが彼女の手作りだと知らなかったら、プロが作った物だと思ったことでしょう。
箱に敷かれていた紙はフランス語の新聞だと思ったら、それ風のラッピング用紙でした。
今時こんなものがあるんですね。
▲ミルティーユレザン。
カレンズとブルーベリーを混ぜ込んだ生地。
ザラメ糖をふりかけ、クッキー生地を乗せて焼いたメロンパン風のパンです。
これがですね、すっごく美味しかったのです! 今回一番気に入っちゃったパンです。
どうです、この大粒のザラメ!
ガリガリというザラメの食感と甘さ、甘酸っぱいカレンズとブルーベリー、柔らかめのクッキー。
沖縄のパン屋さんって甘い菓子パンが多いけど、パイ生地を使ったデニッシュ系が多いですよね。
私は実はパイをあまり好まないので、こういうパン生地の菓子パンは大好きなんです。
大きいザラメのザクザク感が心地よい一品。
▲クランベリーチーズ。
全粒粉、ライ麦、クランベリーを混ぜ込み、クリームチーズを包んで焼きました。
かなりおすすめパンです!
これはある意味、このままでは売り物にはならないだろうという物。
だってクリームチーズの量が半端無いんですもの。
すっごくたっぷり入っていて、手作りならではの豪華さでした。
クリームチーズのコクと、クランベリーの甘酸っぱさ。
とにかくこのブログでも何度も書いていますが、チーズとドライフルーツって相性抜群!
真ん中を少しカットして、クリームチーズが顔をのぞかせているところもいいですね。
これは夕飯の時にサーブしました。
おやつで食べるのもいいけれど、立派にディナーにも出せます。
▲パン・オ・フィグ。
ライ麦とくるみ、いちじくを混ぜた生地です。
薄くスライスしてトーストし、ブルーチーズを添えたらちょっとオシャレなブランチにも。
くるみといちじくは、私の大好きな組み合わせのひとつ。
▲セサミ。
いりごまを混ぜた生地に、いりごまをふりかけて焼いたパン。
2つにスライスして三枚肉とかはさんでも美味しいです。
封を開けたらふわっと広がる煎りゴマの香り。
表にも中にもゴマがたっぷりで、パンなのになぜか中華や和食が合いそうな一品です。
ゴマの貼り付け方にもご注目。
パンを成型する時から割山椒のような形にしているのです。
さらっと見過ごせないポイントです。
▲ドライフルーツ入りパン。
オレンジピール、クランベリーなどをラム酒に漬け、くるみを混ぜたパンです。
スライスして焼いたら美味しいです。
▲たっぷりのドライフルーツ。
従姉妹のメモどおりスライスしてトーストし、ホイップクリームを添えていただきました。
そのままでも美味しいけど、クリームがあるとさらに美味しさ倍増。
▲いちじくのカラメルパウンドケーキ。
カラメルとくるみ、ラム酒に漬けたいちじくを混ぜたパウンドケーキです。
いやー、このインパクト!
カラメルのパウンドケーキだけでもそそりますが、このトッピングの豪華さ!
左端から、パンプキンシード、シナモン、ドライフィグ(いちじく)、ドライアプリコット、くるみ、スターアニス。
シナモンとスターアニスはそのまま食べられないけれども、このホールスパイスをそのままトッピングに使うというデザインは私は初めて見ました。
割高になっちゃうから、一般にはプロとして商品化はしないのかな。
でも見た目のインパクトはありますよね。
お店にあったら買っちゃおうかなって気になっちゃいますもん。
円高のおかげでドライフルーツがお安いそうで、どれもこれもホームメイドならではの豪華さでした。
すべてが美味しくて優劣はつけがたいのですが、私としてはミルティーユレザンが大のお気に入り。
家族では食べきれないほど多かったので、妹一家にもおすそ分けしたのですが、大好評でした。
いずれ自宅でパン教室を開きたいという彼女。
自分の目標に向かって一歩ずつ前進しているようです。
毎日を家事や子育てに追われるだけではなく、主婦が目標を持って生きていく。
素敵ですよね。
そんな彼女を今後も応援したいと思います。
Tちゃん、頑張れ!
そして美味しいパンをまた送ってください
えっと、次はベーグルなんかいいなぁ♪