ティダカフェおもろまち店は、惜しまれつつ閉店いたしました。
ティダカフェのおもろまち店で
琉球紅茶の取り扱いが始まったと聞き、午後のティータイムを過ごそうと行ってきました。
こちらは店内撮影はNGですので、テーブルの上の画像だけとなります。ご了承ください。
メニューには琉球紅茶と明記されているわけではありませんが、ミルクティーには琉球紅茶が使われています。
茶葉はアッサムを使用しており、これはミルクティーによく合いますね。
紅茶はティープレス式のポットでサーブされます。
付属の砂時計をひっくり返し、5分間抽出します。
残念ポイントその1。なぜティープレス式?
こちらのお店は元々紅茶をティープレスでサーブするスタイルなので、しかたの無いことかもしれませんが。
最後の一杯を飲むのにちょっと勇気のいるスタイルですよね
残念ポイントその2。ミルクが熱すぎる。
ピッチャーを持っただけでアチチと思えるほどの高温で、ここまで熱くするのも珍しいです。
普通の高温殺菌のミルクならいまさら過熱しても変化はあまり無いのかもしれませんが、紅茶にまぜると画像のように脂肪が浮いたような感じに。
もし低温殺菌の風味豊かなミルクを使っているのなら、ここまで高温に加熱するのはもったいないですね。
室温でサーブしてもらいたいものです。
残念ポイントその3。せめてもの注し湯が無い。
えぐみや苦味が出ないように茶葉は決して絞ったり押したりしてはいけないので、私はプレスせずに飲みました。
プレスしなければカップ2杯分、プレスすると3杯分あります。
1,2杯目はおおむね美味しかったですね。
ティダカフェで初めて紅茶が美味しいと思いました。それまで何度か紅茶をいただいたことがあるのですが、正直不味かった・・・。
3杯目を飲む気は無かったのですが実験のためにきっちりプレスして、カップにあけてみました。
一応飲んでみましたが・・・。
苦い。不味い。美味しくないです、さすがに。
よそのお店でも茶葉を入れっぱなしというところはありますが、注し湯のサービスがあったり、当然注し湯しやすいように普通のティーポットをサーブしてくれます。
こちらは注し湯さえのサービスも無いし、そもそもティープレス式では注し湯は無理ですね。
ちなみにカップはミントンの
ハドンホール セレブレーションのブルー。
季節限定のイチゴのタルト。
お味はまあまあ。
このお店でフードが美味しいと思ったことはないのですが、これはまあまあ美味しかったです。
残念ポイントその4。食器がバラバラ。
ケーキプレートはウェッジウッドのインディア。
オリエンタルなデザインが気に入って、私もシリーズで揃えています。
でも、カップとバラバラで同じじゃないんですよね。
ここまでハッキリとした個性あるブランド食器を使っておきながら、まったく様式美という感性が無い。
カップとプレートをバラバラでサーブすることに何の疑問も無いことに、疑問を感じます。
巷では人気のお店のようですが、ここに記載するのを控えた他の残念ポイントも多く、惜しいとしか言いようがありません。
美味しい紅茶を生かすも殺すも淹れ方次第。
せっかく琉球紅茶をセレクトしてくれたのですから、そのサーブの仕方も心得て欲しいものです。
そして美味しく紅茶を淹れたら、素敵な茶器でお客様に出してほしい。
美味しさだけではなく、見た目も重要ですものね。
プロとしてお客様からサービスの代価をいただくのですから、もう少しシビアに考えて欲しいと思います。
いつになく辛口コメントでした。
ティダカフェおもろまち店
閉店