飲茶と中国・台湾茶で愉しむ午後の贅沢時間(2)
2015年04月29日『
飲茶と中国・台湾茶で愉しむ午後の贅沢時間(1)』の続き。
▲炸春捲 蘿卜糕。
春野菜と桜海老の春捲と大根餅の煎り焼き。
▲春捲きの断面。
▲中国 福建省 烏龍茶 武夷岩茶 毛蟹(けがに/まおしぇ)。
福建省北部の世界遺産にも登録されている武夷山(ぶいさん)で生産される烏龍茶。
岩肌に生息する茶樹の葉を使用したもので、茶葉には岩肌から吸い上げられたミネラル分が多く含まれる。
濃厚で深い味わいのお茶。
▲蒸籠蒸し点心三種盛り。
▲広東焼売:うっちん焼売。
▲翡翠餃子:翡翠海鮮餃子。
▲筍鮮蝦餃:筍入り海老蒸し餃子。
▲台湾 南投県 烏龍茶 杉林渓(さんりんしー)冬片摘み。
標高1600メートルの渓谷で採れる軽発酵の台湾高山の烏龍茶。
茶畑が厳しい傾斜地にあることから、生産量が少なく貴重なお茶。
冬片とは、冬茶のあとごく少量採れる非常に珍しいお茶。
花の香りと蜜のような甘みと深いこくがある。
▲荷葉糯米飯。
▲ゴーヤと島らっきょうの和えもの。
▲鶏肉入り冬菜おこわ蓮の葉包み山椒風味。
▲台湾 新竹県 烏龍茶 東方美人茶。
70%と発酵度が高いため、紅茶に近い味わいの烏龍茶。
夏に発生するウンカ(セミの一種)が葉汁を吸うことで独特の風味が生まれるという、自然現象がもたらす銘茶。
濃厚な蜜の香りと甘みがあるお茶。
▲スイーツ点心のお楽しみ。
▲奶王糯米滋:カスタード餡入りココナッツ団子。
▲乾果桂花凍:三種のドライフルーツと桂花ゼリー。
▲豆沙芝麻球:小豆餡の揚げ胡麻団子。
▲ずらり勢ぞろいしたシェフ初めスタッフの方々。
軽い飲茶と思いきや、なかなか手の込んだ立派な午餐と言ってもよいものでした。
花風はあまり行ったことがなかったのですが、こんなに美味しかったとは!
このイベントのために三澤シェフはメニューを試行錯誤し、スタッフはお茶の淹れ方を学び、初めてのイベントが成功するかどうか時間をかけて熟考を重ねたことでしょう。
私たちは単にお料理やお茶に舌鼓を打つだけではなく、目に見えないところで努力をされてきたスタッフの方々に深く感謝をしたいと思います。
本当に素晴らしいイベントでした。
また近いうちにこのような機会に恵まれたらいいですね。
画像はイベント出席者の方へカメリア・シネンシスからの茶葉の贈り物。
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飲茶と中国・台湾茶で愉しむ午後の贅沢時間(1)』
ロワジール那覇
琉球ダイニング 花風(はなふう)
http://www.loisir-naha.com/restaurant/hanafu_index.html
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