京都 一保堂

りえぴゃん

2014年11月16日 23:00



前日の宝塚観劇の興奮冷めやらぬ翌日、お茶の世界ではとても有名な一保堂に行ってきました。
これぞ老舗!これぞ京都!という店構え。
さすがに人手の多いこと。オープン間もない時間から、ひっきりなしにお客さんが訪れます。

一保堂はお茶の小売店ですが、併設の喫茶室『嘉木』でお茶がいただけます。



▲喫茶室『嘉木』



▲玉露(麟鳳)とお茶菓子
これで一人分なのですが、なぜか湯呑が4つ。
その訳は・・・

まずは熱いお湯の入ったポットから湯呑1個にお湯を注ぎます。
ここでまずお湯の温度が10度下がります。
しばし待ちます。
ほんの数秒です。
この湯呑のお湯を空いている湯呑に移します。
これで沸騰したてのお湯が10度下がります。
これを4個目の湯呑まで移し替えると、1杯目のお湯から40度下がって約60度になります。
玉露にちょうどいい温度に下げるということです。
玉露に適したお湯の温度になったので、ここでようやく急須へ注ぎます。
タイマーが付いてきたので、指定された時間だけ蒸らします。
はい、玉露の出来上がり。
甘くて美味しい!
ここまでの流れは事前に店員さんが説明してくれます。
お茶を淹れることに慣れている人には難しいことはありませんが、慣れていない人はちょっとまごついちゃうかも。


▲お茶菓子
柿の何か・・・だったと思います。
和菓子嫌いのKさんも美味しくいただけた上品な甘さのお菓子だったそうです。



▲お薄茶
この旅行中、私はあまり好きではないお抹茶を頑張った!
そして美味しいと思えた!
やっぱり質なんですね。



▲お茶菓子
もみじのおまんじゅう。



▲中身はあんこ

前々日に訪れた遊形 サロン・ド・テ和久傳 堺町店 茶菓席宇治丸久小山園 西洞院店 茶房元庵のうち、もっとも店員さんのお茶知識が深く、ご教育が行き届いていたかと思います。
さすが日本一の老舗店ですね。

帰りに玉露を買ったので、家に帰ったら丁寧に淹れて甘さを楽しんでみたいと思います。
また行きたいなぁ。


一保堂
お店の情報はこちらでご確認ください。
http://www.ippodo-tea.co.jp/

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